あなたを愛したいくつかの理由

 そして昼食を済ませ、「さあ! 再開!」と意気込んでいた彼女の目に、リビングでくつろいでいるベリルが映って眉をひそめた。

「トレーニングしないんですか?」

「ん。昼から明日にかけては休みだ」

 残念そうにしているソフィアを一瞥してクスッと笑う。

「無理をしても何も得られんよ、むしろ体を壊す事になる。明日には筋肉痛が酷いぞ」

「! そうかな……」

 よく解らないが右斜めのソファに腰掛けた。

「筋肉痛は痛めた繊維を修復している状態だ。その間に筋肉は強くなる」

「そうなんだ!?」

 体力トレーニング以外にも、覚えなきゃならない事はたくさんある。

 気を取り直してテーブルの上にある武器のリストを手に取り、覚え始めた。

 それを見たベリルは紅茶を煎れてお茶菓子を用意する。