あなたを愛したいくつかの理由

「え……えと~SIG(シグ)/ザウアーP226だっけ……9ミリ・パラベラム弾を使用するもので……装弾数は~……」

 ちらりと視線を向ける。

 彼は返事を待つように前を向いて運転していた。

「装弾数はぁ~……15発と1発!」

「上出来だ」

「良かったぁ……」

「ではグロック17について」

「ひいぃ~……」

 ソフィアの叫び声が車の中に響いた。