「お前さぁ……――」 蓮はあたしの顎を掴んで、クイッと自分の方に向けた。 至近距離でバチッと目が合って、息が止まりそうになる。 空気をうまく吸い込めない。 あたし……一体どうしちゃったの……――? 「俺の女にならない?」 すると蓮は、あたしの目を真っ直ぐ見つめてそう言った。 俺の女って……蓮の彼女になるってこと……? ありえない。そんなの絶対、ありえない!!