「……うん……して?」


これから先もずっと、茶色い瞳に見つめられる度にあたしは蓮を求めちゃう。


王子様みたいな蓮の甘い誘惑。


あたし以外の女の子を誘惑するのは、禁止だよ。



二人の体温が溶け合って、すごく気持ちいい。


ベッドの中で蓮に抱きしめられながら、あたしはそっと目を閉じた。


「理生、愛してる……」


そんな甘い言葉を耳元で感じながら……。


                     おわり