「理生、好きだ……」


「……アッ……――」


蓮の甘い息が首筋にかかって思わず声を漏らす。



「あたしも、好きだよ……」


蓮の首にギュッと掴まると、


「気持ちよくしてやろうか?」


蓮は口の端をクイッと上に持ち上げてニヤリと笑った。