「話ってなに?いい話?それとも悪い話?」 ユキ先輩は透き通った瞳をあたしに向ける。 その途端、胸が締め付けられる様に痛んだ。 「ユキ先輩……あたし……先輩の気持ちには応えられません……」 ユキ先輩は王子様みたいだし、優しいし、カッコいいし。 先輩を振る理由なんてないはず。 だけど、あたしにとって世界一大切なのは蓮で。 意地悪で強引でドSでエッチな蓮。 それでも、あたしは蓮が大好きなんだ……――。