「ごめんなさい……。あの、あたし……先輩に話があって……」 「話?分かった。じゃあ、放課後に屋上で」 先輩はそう言うと、あたしの頭をポンッと叩いて歩き出した。 これで、いいんだよね……? ユキ先輩の気持ちは凄く嬉しい。 だけど、その気持ちに応えることはできないから。 あたしが好きなのは蓮だから。 この気持ちがユキ先輩に向くことはない。 それなのに、どうしてこんなにも胸が痛むんだろう。