……蓮を好きになってから意識するようになったから。 そう。蓮を一人の男として。 契約がどうこうっていうより、家事を頑張って蓮に少しでも認めてもらいたい。 カッコいい蓮とは不釣り合いなあたし。 だからこそ、ちょっとでも良いカッコ見せたいしっ。 「なぁ、ちょっとこっちこいよ」 夕飯を食べ終えて、食器を洗っている時。 蓮がキッチンに顔を出して、顎でそう指示した。