「ラブラブだね」 帰り道、ユキ先輩はあたしと蓮を見て冷やかす様にそう言った。 「べ、別にラブラブってわけじゃ……」 「なぁ、ユキ。何でお前、俺らが付き合ってんの知ってるわけ?」 「理生ちゃんに聞いた」 「……へぇ」 蓮は興味なさげに呟くと、ユキ先輩に視線を向けた。 「ハッキリこれだけは言っておく。こいつは俺のだ」 「……そんなこと分かってるよ」 蓮とユキ先輩が何故そんな話をしているのかあたしには全く分からなかった。