「あたし別に喜んでついてきた覚えはないよ??」 「そう?俺には喜んでいるように見えたけど」 「あのねぇ……――!!」 文句の一つや二つ言ってやろうと息を吸い込んだ時。 「テメェ、誰に向かってそんな口聞いてんだよ」 その声と同時に目の前に立っていた男の子の姿が視界から消えた。 「……え?」 「俺の女に何か用?」 男の子の体を突き飛ばしたのは蓮だった。 男の子は尻餅をついて、蓮の登場に目を見開いて驚きを露わにしている。