「もし、ユキ先輩が理生のことが好きでも、あたしに気を遣わないで?そういうの慣れてるし」 「サヤ……?」 「あたしさぁ、昔から好きになった人とは何故か付き合えないんだよね。好きになった人には彼女がいたり、他に好きな子がいたりして」 サヤはハァと小さく溜息をついた後、ニコッと笑った。 「あ、ごめん。何か空気重たくなったね。とにかく、ユキ先輩を落とせるように頑張ります!!あたし何か飲み物買ってくる」 「あっ……うん」 サヤはそう言うと、スッと椅子から立ち上がって自販機に向かって歩きだした。