休み時間。 案の定サヤから質問攻めにあったあたしは、机に頬杖をついてハァと溜息をついた。 暗い表情のあたし。 それとは対照的に、話を聞き終えたサヤの目はキラキラと輝いている。 「理生いいなぁ……!あんなイケメンの家政婦できるなんて」 「良くないよ!替われるものなら替わってあげたい!!」 「え~それなら替わってよ~!あの人とキスできるなら、家政婦でも召使でもなんでもやるのにぃ!!」