「ちょっと!理生!!どういうこと!?」 あたし同様に顔を赤く染めたサヤは、興奮しながらあたしの体を前後に揺する。 サヤと男の子に……全部見られちゃった。 人前でキスするなんて……――!! 「ちゃんと説明してよね!?」 「……うっ……うん」 ヤダ……。どうしよう……。 恥ずかしすぎるよぉ……!! あたしはしばらくの間、サヤと目を合わせることが出来なかった。