雨に恋した華 〜君とずっと〜

ベッドから立ち上がった虹ちゃんは、冷蔵庫からミネラルウォーターを持って戻って来た。


それを少しだけ飲んで、またあたしの隣に座った。


「紫も飲む?」


あたしが首を小さく横に振ると、虹ちゃんはペットボトルを床に置いた。


「今回の仕事を今日中に終わらせなきゃいけなかったのは、俺のワガママだったんだ……」


「え?」


虹ちゃんが仕事でワガママを言う意味がわからくて、思わず小首を傾げてしまう。


彼は眉を寄せながら小さく笑った後、また話を続けた。