雨に恋した華 〜君とずっと〜

「ほら、やっぱり……。本当はあたしといるより、会社の人といたかったんじゃない……。森さんとか……」


最後に付け足すように言った言葉は、すごく小さかった。


「だから、そうじゃないって……」


「じゃあ、どうして?」


やっと虹ちゃんを真っ直ぐ見つめたあたしは、彼に真剣な眼差しを向けた。


「ちゃんと説明してくれないと、納得出来ないよ……」


涙を浮かべた瞳で訴えると、虹ちゃんが小さなため息を漏らした。


「……わかった。ちゃんと話すから」