雨に恋した華 〜君とずっと〜

「紫、おいで」


湯舟に浸かった虹ちゃんが、あたしを抱き寄せた。


背中に感じる彼の体温が熱い。


後ろから抱き竦(スク)められるのは、ホッとするから好きだけど…


虹ちゃんの唇が時々あたしの首筋を這うから、小さな声が漏れてしまいそうになる。


「改めて見ると、すごいキスマークだよな」


「村上さん達に見られて、すっごく恥ずかしかったんだからね……」


「俺もだよ……」


小さく頬を膨らませたあたしに、虹ちゃんが苦笑しながら返した。