雨に恋した華 〜君とずっと〜

ママに勧められて一緒に夕食を食べた後、支度を済ませた。


とは言っても、歯ブラシ等の日用品は虹ちゃんの家に置いてあるから、普段持ち歩く荷物以外に用意をするのは着替えくらいだったんだけど…。


「じゃあ、行って来るね!」


満面の笑みで言ったあたしに、ママは笑顔で頷いた。


「お邪魔しました。後、ご飯もご馳走様でした」


笑顔で頭を下げた虹ちゃんと一緒に、リビングを出ようとした時…


「虹希……」


複雑な表情をしていたパパが、呟くように呼び止めた。