雨に恋した華 〜君とずっと〜

「はい」


笑顔で頷いた虹ちゃんと、顔を見合わせる。


込み上げる笑みを堪えられなくて、口元が緩んでしまった。


パパは虹ちゃんにヤキモチを妬いているのか、少しだけ悔しそうにしている。


それでも、決して彼の事を邪険にしたりはしないパパを見ていると、あたし達の事をちゃんと認めてくれているんだって思った。


「パパね、寂しいんだって……。紫が虹希君の事ばっかりだから」


キッチンでお茶を用意している時、ママが眉を寄せて笑いながらそう教えてくれた。