雨に恋した華 〜君とずっと〜

瞼に眩しさを感じて、ゆっくりと目を開ける。


まだ意識がハッキリしなくてぼんやりとしていると、温かい腕に抱き締められている事に気付いた。


「目、覚めたか?」


「……うん」


頭の辺りで聞こえて来た声に小さく頷くと、額に優しいキスが落とされた。


「おはよ」


「おはよう、虹ちゃん」


やっと頭が冴え始めたあたしは、顔を上げて微笑んだ。


虹ちゃんは柔らかい笑みを見せると、あたしの唇にチュッとキスをしてからゆっくりと起き上がった。