はっ!

いけない、いけないっ。

私も準備しなくちゃっ。




「蓮兎っ、これ私たち四人からっ。」

「サンキュ。開けていい?」

「もちろんっ!」

開けてみるとネックレスが入っていた。

「みんなで蓮兎に合いそうなの見つけたんだ。」

「ありがとなっ。すっげー嬉しい。」

嬉しそうな蓮兎。

よしっ。今だっ!!

「…あ、あとこれは私の気持ちっ。」

そう言って白い封筒を渡す。

「何…?」

蓮兎がそれを受け取り封筒を開ける。


ガサッ


そして中に入っていた紙を広げる。

「…あっ。」