五日後


パァンッ


部屋中に響くクラッカーの音

「蓮兎、誕生日おめでとうっ♪」

祝福の声

そうなんですっ!

今日は蓮兎の誕生日なのっ!!

私と蓮兎の誕生日は結構近いの。

これも蓮兎が運命の人だっていう証だといいんだけどなぁっ。


「はいっ、プレゼントっ!」

「…ありがとうございます。」

少し照れた様子の蓮兎

朝、『誕生日パーティーなんてしなくていい。』なんて言ってたけどやっぱり嬉しそうっ。