家に帰っても、
池上ちゃんの言葉が、
素直に受け入れられない。


順子ちゃん自体、
私をママと女性として
慕っている筈。


男性が好きで、
男性しか経験が無い
私を受け入れる筈がない。


私はそう思って、
順子ちゃんに対する
気持ちを封印した。


けどある事が
きっかけで、
彼女に対する気持ちが、
自分の本来持って生まれた
男としての身体が、
うごめく事件が起きた。