私の彼女!?

顔がさす私は、
結局は達郎さんの
両親の病院しか頼る所が
なかったのだ。


「痛いわね。」


「痛くないです。」


「そう?」


お母様の顔には、
素晴らしかった笑みがなく、
冴えない表情だった。


そして私を抱きしめて、
こう言ってくれた。


「泣きなさい。
一杯泣きなさい。」


その言葉で、
私は大声を上げて、
沢山泣いたのだ・・。