女優として、
色々な賞を貰った。


けど心の中は
いつも空っぽだった。


池上ちゃんや
社長、奥様、皆には、
すごく心配された。


しかもだよ。
達郎さんの両親までも、
心配された。


「大丈夫?」


「はい・・・。」


たまたま達郎さんの
お母様にあったのだ。
嫌、
社長が会わせたと
言った方が早かった。