朝目が覚めると、
順子は俺に寄り添って、
眠っていた。


ふと順子の体に目をやると
順子の色白な体に、
俺の嫉妬がいくつも
付いていた。


「嫉妬・・・。」


初めて俺の体の奥底から
出てくる言葉。


安田と言う男が
現れてから俺の嫉妬が、
激しくなっているのを
自分でも分かっている。


押さえつけている自分と、
もっと出させようとする
自分との戦い。


「どうしたの?」


眠りから覚めた順子を、
また食べてしまった。


何度も何度も・・・。