私の彼女!?

「俺しか愛せない
女だと思っていた。
いつも俺に縋って、
離れようとしなかった。」


「昔はね。」


「そっか。
まあ今はいいけど、
絶対にお前を取り戻す
自信はあるから。」


彰は私を抱きしめた。


昔は嬉しかったけど、
今は愛情すらなく、
気持ち悪かった・・・。


「離して!!!」


「噂になるのが、
そんなに嫌なのか?」


「当たり前でしょう。」


「まあいい。」


彰は不敵な笑みを
浮かべて出て行った。