「順子・・・」


「ママ・・・。」


「ママか・・
2人きりの時は、
ママではなく達郎と
呼んで欲しい。」


「分かった。」


私達は初めて、
キスをした。


初めてのキスは、
甘く蕩けるキスではなく、
愛があるキスだ。


丁度その時だった。


「ぐ・・・・・・・」


不覚にも、
私のお腹が鳴った。