「私はホモでゲイでオカマ。


それは一生消えないし、
隠せないもの。


けど1つだけ、
大きな出来事が起きた。」


「何?」


「貴方を、
順子を好きになった。


それは憧れではなく、
男性が女性を好きになる
ちゃんとした愛を、
私は貴方だけに感じた。」


「ママ・・・。」


「これから辛い道が、
沢山出て来ると思う。


けど、
私は・・・
嫌俺は君が傍にいてくれたら、
どんな険しい道が
訪れても君を守る。


だから・・・。」


私はママの言葉を、
最後まで聞かずに、
抱きついた。