「ママ?」


「恋はしないの?」


「こんなオカマでゲイの
私を受け入れてくれる
人なんていませんよ。」


「そうかな?」


「そうよ。」


お客相手に、
私は冗談を飛ばしていた。


両親は本当に心配で、
たまに店にやってくる。


息子の女装を、
少しは受けていてくれた。


けど・・・。