――――――――― 差し込む光の眩しさで、あたしは目を覚ました。 いつも起きたら目に入る、机の上のテディベアがない。 天井は真っ白だし。 布団は真っ黒だけど...。 「あ...」 隣に眠る、爽司。 あ、そっか。 昨日、爽司の部屋に泊まったんだっけ...。 とりあえずぐーっと伸びをする。 そして、昨日の出来事がふと頭に浮かんだ。 昨日は結局...