「あんたなんかに言われたくないわよ。あんたなんかよりねぇ、私の方が百倍あの二人のいいところ知ってるっつーの!!」


思いっきり睨んで言ってやった


「私だっていいところぐらい知ってるわよ!!」


あ~ぁ、そんなこと言わなきゃいいのに


「へぇ~例えば?」


「うっ…だから、その…」


ほらね。言わなきゃよかったのに


「ふっ。何も知らないんじゃない。知ったような口聞いてんじゃないわよ!!あんたの方が顔で選んでんじゃない」