唇を塞いで




「のんちゃん、おはよ」


田口 和華(タグチノドカ)


のんちゃんは幼稚園の時からずっと同じところに行ってる


特別仲がいいわけじゃないけど……


「しぃちゃん、水着どーする?のん、デブだから」


確かに、のんちゃんはぽっちゃり体系

でもそれがいいところで、あたしは好き



「だからね、のん、しぃちゃんの水着選びを手伝いたいの」



「選んでくれるの?ありがとう!!頼む!!」


変な感じだけど、
友達ができたって感じがした