やっと病院について、ドアを開ける。 探してもチビとママの姿はなくて 受付に聞く。 案内された別室に入ると しかれた新聞紙の上にチビが吐いていた。 お母さんは、そんなチビの背中をさすりながらわたしに気付く。 苦しそうなチビ。 ごめんね‥‥‥。 ごめんね‥‥‥。 もう1人にはしないから。 わたしは、チビのそばにかけよった。