「……いっ!お…っ!
…だ…じょう…か!?」

―…あれ?
誰かが私を呼んでいる―…?

「…いっ!目を……せ!
お前…まだ…死ん…ない!」

……私は―…
…まだ死んでないの…?

その声に反応して、私はゆっくり目を開いた。

まぶしい光に頭がくらくらする。

「おいっ!大丈夫かお前!」

私の顔をのぞきこんでいる男が言った。

その必死な様子に、頭がくらくらする、なんて言えるわけもなく

「……大丈夫…です…」

と呟いた。