紫陽花と星

私は、今綾小路の家の前にいる。

綾小路の家はとても大きかった。

「ったく、なんで私が…」
私は、雪星の手紙を綾小路に渡すためにわざわざここまで来たのだ。

「雪星も自分で渡しなさいよね」
私は、綾小路の家の前で独り言をぶつぶつと言っていた。

「何してるの?」
後ろから声がして私は飛び上がった。
振り向くとそこには綾小路がいた。