「先輩、ここの問題がわからないんですけど…」 「あぁ、この問題はこの公式を使って…」 先輩は、勉強を教えてくれる時向かい合って座っている席をわざわざ立って 私の後ろに回ってきて教えてくれていた。 先輩の手が私の体の前に回ってきて… まるで抱きしめられてるみたいで… 先輩は真剣に教えてくれていたのに私の心臓はドキドキだった。 テストが終わり、問題がすらすら解けて満足しながら教室で教科書を鞄に入れていると 「沢村さん!ちょっといいかな?」