パーティー当日、彼女が会場であるカフェに入ってきた時から俺は緊張していた。


そしていつものように皆を盛り上げるため

「彼女募集中でーす」

なんて言ったけど募集を受け付けるのはただ1人、沢村さんだけだ。




今日俺は自分の新たな面を発見した。俺は好きな人の前だとかなりのヘタレになるらしい。



さっきだって彼女がぶつかってきたとき話すチャンスがあったのに逃げてしまった。