彼女の身近にいる唯一の男、和哉と友達になり彼女は本当は男が苦手なんじゃないかと聞くと、
「詳しくは話せないけど昔、男に傷つけられたことがあって以来男が信用できないらしい。」
と言っていた。


『やっぱりそうなんだ。』

自信が確信に変わった俺はその日から大学で彼女の姿を探すのが日課になっていた。


彼女のことが気になって仕方なかった。