クリスマスパーティーの会場であるカフェに入ると意外に人がいっぱいいて驚いた。 しかも内装にも凝っていてクリスマスツリーまで飾ってあった。 『結構本格的なんだ。これは楽しまなきゃ損だよね。』 と思いながら周りを見渡すと知らない人だらけの中に1人だけ知っている人がいた。 その人は、倉下優人くんといって唯一高校の同級生で同じ大学に行った人だった。 『優人くんがいるならちょっと安心だな。何かあったら助けてもらおうっと。』