「俺がおまえに癒されているように、俺もおまえを癒してあげたいんだよ? だから……思っている事、今日は全部話してみろ」
ああ、やっぱり見透かされている。
純一郎さんは、私が話し始めるのを待つように、黙り込んだ。
誰にも話せなかった。
話したくなかった。
でも。
初めて、聞いてもらいたいと思える人が……今、目の前に居る。
だから……話そう。
「実は私……小学2年生の時、別れて暮らしていた実の父親に誘拐されて、7日間監禁された事があるんです」
私がそう言うと、わずかにピクッと純一郎さんの体が揺れた。
ああ、やっぱり見透かされている。
純一郎さんは、私が話し始めるのを待つように、黙り込んだ。
誰にも話せなかった。
話したくなかった。
でも。
初めて、聞いてもらいたいと思える人が……今、目の前に居る。
だから……話そう。
「実は私……小学2年生の時、別れて暮らしていた実の父親に誘拐されて、7日間監禁された事があるんです」
私がそう言うと、わずかにピクッと純一郎さんの体が揺れた。

