今日も地球の上では☆2

「大丈夫ですか? 具合悪いんだったら」

病院に行きましょう、と続けようとしたら、首を左右に振ってから純一郎さんは目を開けた。



「そう言えば俺、話してなかったな……理由は分からないんだけど、黒髪の時って霊感が冴え過ぎて、余計なものまで見ないようにコントロールしなくちゃいけないから、すっげぇ疲れるんだよ」

「えっ? そうなんですか?」



だから、普段は黒髪じゃないんだ。

あれっ?

でも、今日みたいに客先を回る時にも黒髪の事が多かったけど、今までこんなに疲れている姿って、見た事無い気がする。



「でも」

グイッ

あっ!



純一郎さんが、私を抱き寄せた。

体の片側だけが密着して、急に体温が上昇する。



「なんでか分からないけど、おまえが傍に居ると、無理にコントロールしなくても大丈夫で……逆に癒されるんだよ」



えっ?



「今も、こうしているだけで……疲れが取れてきた……」

そう言いながら、もう1度、純一郎さんが目を閉じた。



疲れているのに、私の話なんてしていいのかな……今日は止めた方がいいのかな。



私がそう思い始めた時。