今日も地球の上では☆2

急に亡くなった母を思い出した。

うちでは、中にチーズが入ったハンバーグだったなぁ……。



母を思い出したら、また涙が零れた。

私が居なかったら、母はあんな風に死んでしまう事も無かったのかな?



どうしよう……今日は壊れた蛇口のように、涙のコントロールが出来ない。

子供の頃からずっと、人前では絶対泣かないようにしてきた筈なのに……。



「おまえ、ホラー映画、嫌いだったよな?」



えっ?

純さんが、突然、そんな話題を振ってきた。



「あの……怖いのは苦手です。幽霊とか、信じたくないんです」



だって、『居る』って認めたら、見えないだけで本当は自分の回りにも居そうで、怖いよ。



「じゃぁさ、もし実際に……霊が見えたり、霊と話が出来る人が居たら……その人の事は、どう思う?」



なんで今、そう言う話をするんだろう?

そう不思議に思ってから、ハッとした。



もしかしたら……純さんの事?

そう思ったら、出会った時から今まで感じたいくつかの疑問が、全て納得できる気がした。