間もなく期末考査が始まり、嵐のように過ぎ去って行った。
取り憑かれたように勉強していたせいか、ここのところ、家族と話した記憶があまりない。
まさに、異常だ。
考査の後は、勉強していないと何だか落ち着かないし、無性に手持ち無沙汰になってしまう。
これは性格なのだろうか。
そうだとしたら、勤勉と言うよりも、神経質という言葉の方が僕には相応しいと思った。
「見たよ、順位表」
この人はいつも急である。
補語があるだけ、今日はまだマシか。
一昨日、職員室前に貼り出された成績順位表の事だと分かった。
「学年二位か。すごいね、優等生は」
どうして、この人が言うと厭味っぽく聞こえてしまうのだろう。
本人にそのつもりがない事は承知しているのに。不思議だ。
「どうやったらそんな頭になるのか、是非とも教えてほしいわ」
確かに、気が狂ったように勉強したせいか、成績が上がった。学年二位だなんて、自己最高位である。
がむしゃらにでも、やってみるものだ。
「糖分ばっかり摂ればこんな頭になるよ。プリンとか」
「脳みそがプリンになるわ」
さらりと冗談を返されてしまった。夏目さんの方が上手だ。
取り憑かれたように勉強していたせいか、ここのところ、家族と話した記憶があまりない。
まさに、異常だ。
考査の後は、勉強していないと何だか落ち着かないし、無性に手持ち無沙汰になってしまう。
これは性格なのだろうか。
そうだとしたら、勤勉と言うよりも、神経質という言葉の方が僕には相応しいと思った。
「見たよ、順位表」
この人はいつも急である。
補語があるだけ、今日はまだマシか。
一昨日、職員室前に貼り出された成績順位表の事だと分かった。
「学年二位か。すごいね、優等生は」
どうして、この人が言うと厭味っぽく聞こえてしまうのだろう。
本人にそのつもりがない事は承知しているのに。不思議だ。
「どうやったらそんな頭になるのか、是非とも教えてほしいわ」
確かに、気が狂ったように勉強したせいか、成績が上がった。学年二位だなんて、自己最高位である。
がむしゃらにでも、やってみるものだ。
「糖分ばっかり摂ればこんな頭になるよ。プリンとか」
「脳みそがプリンになるわ」
さらりと冗談を返されてしまった。夏目さんの方が上手だ。


