誰よりも愛してる



翌日、会社に着くなり早々と美沙子が私を捕まえた。


「昨日、用事あるって私の誘いを断ったのはそういう理由だったのね?」


悪戯に笑う美沙子。

わけが分からず、ぶっきらぼうに「何が?」と聞くと

美沙子は肘で軽く私をつついた。


「昨日、飯島チーフといい雰囲気だったんだって?」


「えっ?」

「えっ?じゃないわよぉ。

それなら親友の私にちゃんと報告してよねぇ」


大袈裟にいじけて見せる美沙子。