「君と出会って君に恋をして… 君を失った虚しさが、嫌っていうくらい俺に『愛』を教えてくれた。」 「そんな…」 「君を失ってから、家族の事なんて見えなくなってた…。」 「でも…」 「君のためじゃない。 俺は…俺自身のために家族を捨てる決意をした。 まあ、自己中というか身勝手というか…。」 「離婚なんて…大変な事かもしれないけれど この世の中ではありふれてる事じゃ…ないですか?」 自分でも失敗したと思うくらい微妙なフォローに彼は笑った。