料理が運ばれてきて テンション上がる顔が 頭から離れない。 最後のデザートのとき 優夜はポケットから 縦長の箱を出した。 中にはツインの ネックレスが入っている。 「帰ってきたら 今度は指輪渡すから」 真剣な眼差しで 優夜はそう言った。