サービスエリアにつくと みんな一斉に降りた。 かずきも鼻をすすりながら なつきと降りてく。 あたしは目覚めたふりして 優夜を起こした。 「なんで!?」 後ろからまなみの声が 聞こえてきた。 「さや、なんで!?」 かなりテンパってる。 そんなまなみをみて あたしは笑いが止まらない。 「あ、サービスエリア。 ご飯食べに行こうよ。」 冷静に志音が言う。 お腹すいたーと優夜が あたしの手を引っ張り まなみが不思議そうに 付いてきた。