そして、 咲柚は輪にしたロープに首を通し、 椅子から飛び降りるように、 ロープに身を預けた。 椅子は飛んで、 後ろのほうに転がる。 呼吸が苦しい。 でも、 不思議と安心感がある。 ああ、真樋と真柚に会えるからか。 咲柚は また一筋の涙を流し、 咲柚の心臓は 安堵するように、 鼓動をするのをやめた。