部屋に戻って鏡を見直す。 これがわたしなんだ…… ずっと忘れていた。 メイクすることもオシャレすることも…… 興味がなかったわけじゃなかった。 人と関わる事を避けていたから…… 真中さんは何があってもわたしのそばにいてくれるかなぁ?? そんな事を考えては、過去の記憶がトラウマのように蘇える。 やっぱりムリ!! わたしは、顔を隠して洗面所に行くと一気にメイクを洗い落とした。