「そんなに……ですか??」
「はい!!そんなにです。 」
TAKUの即答にその場がどよめく。
「ちっちがうんですよ。 深い意味じゃなくて、ちょっとややこしくて……」
やっぱり頼りになるのはSAKUだなぁて思う。
「といいますと。」
記者のつっこみにSAKUが照れ笑いしながら答えた。
「由来ってほどではないのかもしれませんが、yurakuってグループ名漢字で書くと遊楽なんですよ。ゆうらくって読むのが読みやすいと思うんですがそこは響きを大切にしてyurakuとしたらしく、意味としては音楽を奏して遊び興じることで、つまり音楽を楽しもうみたいなことらしいです」
「そうなんですか??」
「そうみたいです。」
きっぱり答えるSAKUに同意するように首を縦にふる。


